タイのゴーゴーバーにて 愚息ぼったくられる

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)①~愚息VSゴーゴーバー~ その3
愚息の日記

この日記(ブログ)は、山本ぶどう農園の愚息が書いており、度々ふざけた内容の記事が登場致します。耐性の無い方は見ないようによろしくお願いいたします。 また、愚息は不真面目ですが、両親は真面目に美味しいぶどう作りに励んでおりますので、よろしくお願いいたします。

ぼったくりと対決シリーズ①(in タイ)~愚息VSゴーゴーバー~ その3

~あらすじ~

想像していたゴーゴーバーの雰囲気と現実のゴーゴーバーが異なっていた。

 

結構ビビってしまい、どうしようか悩んだ末に、出した結論は、今日はとりあえず帰って、ホテルで情報収集してから再度来ようというものだった。

 

愚息VSゴーゴーバー編最終章!

 

←前回の記事:ぼったくりと対決シリーズ①(in タイ)~愚息VSゴーゴーバー~ その2へ

 

DeNAトラベル

 

 

 

~本編~

アイスも食べ終わり、来た道を引き返す決心は付いた。

 

愚息はゴーゴー嬢たちを舐め回すように眺めながらテクテクと歩く。

 

ゴーゴー嬢たちは英語で話しかけてくるも、そこは愚息が一枚上手で難なくやり過ごす。

 

なんせ英語が理解できてないのだから、反応しようもない。

 

 

 

そんな中、

 

???「ニーハオ、イラッシャイ」

 

なんとも賢いゴーゴー譲がいた。中国人と日本人はついつい止まってしまうであろう。
私も例に漏れず立ち止まった。

 

獲物が立ち止まるや、近づいてくるゴーゴー譲。

 

???「どこから来たの?(英語)」

 

愚息「Ah~、じゃ、じゃぺん・・」

 

???「イラッシャイ、ノビタクン」

 

愚息「・・?。ノ、ノビタくん??」

 

???「ワタシ、シズカチャン。イラッシャイ」

 

何を言っているのかよく分からないが、シズカちゃんに手を引かれ、そのままゴーゴーバーの中に入っていった。

 

 

余談ではあるが、入っていく途中、「田舎娘の登竜門」と日本語で書かれた看板があった。

 

あれはなんだったんだろう?

 

写真撮ればよかった笑

 

 

 

 

 

 

とりあえずドリンクを注文する。

 

ドリンクは日本のキャバクラと比べるとかなりお手頃な金額で飲める。

 

私はコロナビールを頼んだが、確か200バーツ位(約600円)だった。安い。

 

いや、まぁピュアな愚息はキャバクラなんて行ったことないですがね。
あくまで聞いた話ですよ(^_^;)

 

 

 

シズカ「私も飲み物頼んでいい?」

 

はい、来ました。日本でもお馴染みのドリンク攻撃。

 

ま、まぁ、お馴染みといっても愚息は日本のキャバクラがどんななのか知りませんがね(^_^;)

 

 

 

こっちはそもそも、ホテルに帰って後日来る予定でいたんです。

 

こんなところで無駄遣いしたら、お母さんに怒られます。

 

ここは、「絶対防御将軍」とあだ名を付けられた尖っていた頃の私を思い出し、なんとしても拒否すべきところです。

 

絶対防御将軍

 

 

愚息「い、いえす・・」

 

シズカ「アリガトー♪」

 

いや、違うんです。英語できないんで、「ノー」という単語が出てこなかったんです。迂闊でした。

 

 

 

もう、次は鋼の精神で断ります。

 

シズカ「私にはお姉ちゃんもいるの。お姉ちゃんも頼んでいい?」

 

そういい、お姉ちゃんが来ました。

 

ここは、「ビックシールドガードナー」とあだ名を付けられた尖っていた頃の私を思い出し、なんとしても拒否すべきところです。

 

ビックシールドガードナー

 

愚息「い、いえす・・」

 

無理っすわ、断るの。典型的な「ノーと言えない日本人」です、私。

 

なんなら、このすぐ後に、よくわからないオバちゃんが「私も~!」的な感じで入ってきて、もう一杯奢ることになりましたからね。

 

完全に舐められてますわ。

 

 

 

しかし、期待していたものとやっぱり違いますね。

 

軽い下調べしかしてなかったので、イメージ違いなのは、完全に私が悪いんですがね。

 

なんか、こう、店で踊っているゴーゴー嬢を、一人で私が眺めてて、それを見たゴーゴー嬢が私に向かってウインクしてきたり、微笑んできたりしてきて、その中で気に入った子に「飲み物を奢ってあげるからオヂちゃんの相手をしてくれないかい?ヽ(*´∀`)ノ」って感じのお店を想像していたんで肩透かしです(笑)

 

お店の中にはポールがあって、そこで腰を振っている女性がいるんですが、全然やる気なかったですからね。

 

なんなら、隣で腰振っている子とお喋りしてましたからね。

 

全然、お客のことはお構いなしです。

 

 

 

そんな感じで店内を見回していたら、自称シズカちゃんが、そっちじゃなくてこっちを見ろ的なことを言ってきました。

 

正直、英語が下手くそで会話できないんで楽しくないんですよね。

 

こうなると分かっていたら、ちゃんと英語勉強するべきでした。

 

 

中学生の頃も、英語の先生は少しでも僕たちに英語に興味を持ってもらおうと、工夫して、授業の開始直後に英単語を使ったビンゴとかやってくれてたんですが、ビンゴをやったあとすぐ寝てましたからね。

 

このビンゴでは、商品券みたいなのも貰えて、この商品券の枚数によって商品が貰えたんですよ。

 

寝てるくせに、図々しくミスチルのベストアルバム貰いに行きましたね。

 

 

 

そんなことより、全然話せません。

 

シズカちゃんは必死で話そうとしてくれるんですけどね。

 

理解できる言葉といえば、

 

「ワタシシズカチャン。(あなた)ノビタクン。(自分のお姉さんを指差し)ドラエモン」
という、脈絡もない言葉だったり、

 

 

「ワタシオイシー!」
「アナタノホテルドコ?チカイネ!ダイジョウブ!」

 

という、およそ本物のシズカちゃんが言わないであろう言葉だったりです。

 

 

 

観光のおすすめスポットを聞いたりしても、どうやら答える気は全くないらしく、
「ワタシオイシー!」とアピールしてきます。

 

 

 

そんな中、店員から紙で料金の説明をされました。

 

その紙には、
Bar 700
+2000
=2700

 

と書かれていました。

 

飲み代700バーツと女の子のお持ち帰り代2000バーツ合わせて2700バーツ(約8100円)
かなり安いですね。

 

しかし、タイはエイズが結構蔓延していると聞きます。

 

エイズ感染率は
ゴーゴー嬢は約2%
ニューハーフに至っては25%
らしいですからね。

 

海外に来て浮かれてはいますが、万が一を考え、タイでキャッキャウフフはやめようと決めています。

 

目の前の女性がもしもニューハーフだったら、25%でエイズです。

 

私は、お持ち帰りを断りました。

 

シズカちゃんが「ナンデ!?ワタシオイシー!!」と言ってますが、そこは無視します。

 

ずっと断っていたら、2000バーツを1500バーツにしてくれました。

 

それでも私はぐっと我慢し、断りました。

 

 

 

すると、店員はとりあえず飲み代700バーツを払ってくれと言ってきます。

 

4杯(自分1杯+ゴーゴー譲3杯)飲んで700バーツは安いなぁと思いながら払いました。

 

 

 

そして、お釣りを受け取り、もう帰ろうとしました

 

すると、

 

店員「もう帰るのですか?810バーツになります」

 

と言われました。

 

私の頭の中は???です。

 

愚息「お、おーれでぃ ぺいど。。(さっき払ったじゃないですか!と言ったつもり)」

 

店員「○▼※×●◎。△×●◎○▼※×●!」

 

愚息「は、ハハーン・・」

 

よく分からないので、お金を払ってお店を出て行きました。

 

愚息あれ?チャージ料とかは発生しないんじゃないの・・?

 

完全にボッタくられたと思い、凹みながら帰ろうとする私に対し、シズカちゃんは店を出たあとも少し私についてきて「ナンデ!?ワタシホテルイク!」と言っていましたが、やっぱり無視しました。

 

 

 

 

~後日談~

 

帰るとき、店員は「さっきの700バーツは別だ。飲み代は810バーツだ!」みたいなことを言っていました。

 

はっきり言って意味がわかりませんでした。

 

チャージ料的なものはないとちゃんと調べていたんですが・・

 

しかし、よくよくゴーゴーバーについて調べてみると、どうやらボッタくられた訳ではないんではないかということが分かりました。
(タイトル詐欺になってしまいますね(笑))

 

どうやら、ゴーゴーバーというのは、女の子をお持ち帰りする際、ゴーゴーバーに払うお金と、女の子に払うお金があるみたいですね。

 

そこを私は勘違いし、バーと書かれていた700バーツをドリンク代と思って払ってしまいました。

 

だから、この700バーツを払ったあとにすぐ出ようとする私に対し、店員はこの客来てまだ20分も経ってないのに、カネ払ってすぐホテル持ち帰りかよ・・どんだけやりてぇんだよ。って思い、「もう帰るのですか?」って言ったのでしょう。

 

さらに、そんだけ急いでカネ払ってホテルに行こうとしているにも関わらず、女の子はお持ち帰りしないという謎の行動をする日本人を、さぞ訝しがったでしょう。

 

シズカちゃんも結構しつこく追いかけてきたのは、お持ち帰り代として、バーにお金を払ったにも関わらず、私をお持ち帰りしないってどういうこと?ということで追いかけてきたのでしょう。

 

完全に情報収集不足でした。

 

やはり、ちょっとお金はかかってもSIM解除かモバイルWiFiのレンタルをするべきでした。

 

 

 

もし、タイのゴーゴーバーに行く方がいましたら、ご参考ください。

 

田舎娘の登竜門」と書かれた看板がある店はぼったくり店ではありません。

 

というか、ゴーゴーバーはほとんどぼったくりはないらしいですからね。

 

 

 

ぼったくりと対決シリーズ①(in タイ)

~愚息VSゴーゴーバー~

ゴーゴーバーの勝利(愚息 0勝1敗)

 

 

 

 

 

 

~次回予告~

タイの週末に開かれるウィークエンド市場に行った愚息!
かなりの広さを誇るその市場は一日かけても回りきれないと言われるほど!

 

疲れた愚息が安息の地を求める中、目に入ったのは「タイ・マッサージ店」!

 

しかし、ここにも油断のならない敵が現れてしまった!

 

タイ旅行最大の危機が愚息を襲う!

 

次回、
ぼったくりと対決シリーズ②(in タイ)~愚息VSタイマッサージ~

 

お楽しみに!

 

←前回の記事:ぼったくりと対決シリーズ①(in タイ)~愚息VSゴーゴーバー~ その2へ
→次の記事:ぼったくりと対決シリーズ②(in タイ)~愚息VSタイマッサージ~へ

 

 

DeNAトラベル

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)④~愚息VSカオサン通り~

カオサン通り バンコク タイ ~あらすじ~ボートツアーのぼったくりを難なくかわし、カオサン通りに辿り着いた愚息。バックパッカーの聖地と呼ばれるカオサン通りももちろんぼったくりがいっぱい。今回はどんなぼったくりが待ち受けているのでしょうか?←過去の記事:ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)①~愚息VSゴーゴーバー~ その1へ←過...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)③~愚息VSボートツアー~

ボートツアー タイ ~あらすじ~ぼったくりと対決と言っておきながら、ゴーゴーバー、タイマッサージどちらもさほどぼったくられてはいない愚息。このままでは、釣りブログ乙と言われてしまう絶体絶命状況。そんな中、初めてぼったくりらしいぼったくりに遭遇したのがこのボートツアーであった。←過去の記事:ぼったくりと対決シリーズ(in...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その3

タイマッサージ ~あらすじ~安村(タイのマッサージ師) にフットマッサージをされる愚息。執拗にタイマッサージをやらないかと誘われたので承諾してしまう。←前回の記事:ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その2へ~本編~タイマッサージを承諾すると、カーテンで区切られた半個室みたいなところ...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その2

タイマッサージ ~あらすじ~バンコクの地下鉄MRTのチャトゥチャックパーク駅と鉄道BTSのモーチット駅が交差する場所にやってきた愚息であった。←前回の記事:ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その1へ~本編~チャトゥチャックパーク駅からウィークエンド市場を探すのは全然時間がかからなか...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その1

タイマッサージ ~あらすじ~ゴーゴーバーでは完全なる敗北を喫してしまった愚息。敗因は圧倒的な情報不足であるということを痛感し、負けた直後は反省のため、ホテルのWiFiを使用し、ゴーゴーバーに関して徹底的に調べあげた。そのせいで悶々として寝付けなかったのは内緒だ!まぁ、その話は全然関係なく、翌日はバンコクの地下鉄MR...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)①~愚息VSゴーゴーバー~ その3

タイ ゴーゴーバー ~あらすじ~想像していたゴーゴーバーの雰囲気と現実のゴーゴーバーが異なっていた。結構ビビってしまい、どうしようか悩んだ末に、出した結論は、今日はとりあえず帰って、ホテルで情報収集してから再度来ようというものだった。愚息VSゴーゴーバー編最終章!←前回の記事:ぼったくりと対決シリーズ①(in タイ)~...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)①~愚息VSゴーゴーバー~ その2

ゴーゴーバー ソイ・ストリート ~あらすじ~ニートになりタイへ自分探しの旅に出た愚息は、退っ引きならない事情により、行きたくもないゴーゴーバーに行くはめになる。ゴーゴーバーへ案内をしてくれるはずだった加藤さんの突然の裏切りにより、道しるべを完全に失った愚息。しかし、そこは数多の修羅場を経験したことのある愚息。逆転の発想によりゴーゴ...

≫続きを読む

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)①~愚息VSゴーゴーバー~ その1

ゴーゴーバー ソイ・ストリート ~あらすじ~会社を辞め、自由の身となった愚息。自堕落な日々を1ヶ月ほど送っている。そろそろ何かやっているように見せないと、両親や友人から非難の目を浴びせられることになるので、元気なアジアの発展途上国を見に行くという名目でタイに遊びに自分探しの旅に行く愚息であった。~本編~タイ旅行2日目も終盤。今日も...

≫続きを読む


トップ 生産者の顔 ご注文 マップ お問い合わせ