
この日記(ブログ)は、山本ぶどう農園の愚息が書いており、度々ふざけた内容の記事が登場致します。耐性の無い方は見ないようによろしくお願いいたします。
また、愚息は不真面目ですが、両親は真面目に美味しいぶどう作りに励んでおりますので、よろしくお願いいたします。
ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その3
~あらすじ~
安村(タイのマッサージ師) にフットマッサージをされる愚息。
執拗にタイマッサージをやらないかと誘われたので承諾してしまう。
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~本編~
タイマッサージを承諾すると、カーテンで区切られた半個室みたいなところに案内された。
フットマッサージをしてもらっていたときは、仕切りも何もない大広間でマッサージしてもらっていたため、他の客からも丸見えである。
そう考えると、ちょっとしたVIP待遇だ。
タイマッサージは体全体をマッサージしてくれる。
今まで、温泉の館内着みたいなズボンを着用していたが、そういったものも脱いでパンツ一枚になるように促さられた。
最初は足をマッサージしてもらった。
やはり気持ちいい。
あまりマッサージをやってもらったことがないし、肩とかも凝ったことがないので、マッサージの気持ちよさとかはイマイチ理解できなかったが、
なるほど、確かに疲れている時には最高だ。
横に寝そべっていることもあって、完全にリラックスできていた。
・・タイマッサージが始まってから5分間くらいは
次第になにか違和感を感じ始める。
安村の手が妙に私の股間に当たるのだ。
すごいくすぐったい。
私はマッサージをされながら、ニヤニヤし、くすぐったいことをジェスチャーで伝えた。
(英語で「くすぐったい」という単語が分からなかった)
安村は仕切りに「OK・・。ダイジョーブ・・」と言ってきた。
やめてくれたのに安心し、再びリラックスすると再度安村の手が私の股間をくすぐる。
この辺で私は、「あれ?おかしいな」と思い、とある可能性が頭をよぎった。
「このお店ってちゃんとしたお店なのかな?」
私はこの時、あまりタイマッサージに対する知識を持っていません。
持っている知識は、前回の記事で述べたように、エロいことをしてもらえるタイマッサージ店もあるらしいということくらいです。
さらに、お店は地球の歩き方とかに書いてある、安全を約束されたお店ではありません。
呼び込みに捕まり、フラッと立ち寄ったお店です。
私はかなり不安になり、マッサージをされながらある仮説を想像せずにはいられませんでした。
このお店のタイマッサージとは、エロマッサージのことで、それを知らずに私はタイマッサージをお願いしてしまったのではないか?
という仮説です。
このお店のマッサージ師で唯一の男である安村が私にあてがわれたのも、私が何か間違ってゲイであるという隠れたサインを送ってしまっていた可能性があります。
例えば、私が通っていた大学の近くの温泉では、右足首にロッカーの鍵を付けることで、ゲイはお互いにサインを送り合うという噂がありました。
このように、「私はゲイです」というサインを知らないうちに送ってしまい、安村が「よし来た!」と私のマッサージを担当してしまったのではないでしょうか?
安村が執拗にタイマッサージを誘ってきたのも、
「ゲイサインを君は送ってきているのに、何故フットマッサージしかしないの?僕のエロマッサージを楽しむために来てるんだよね?」
ということで私の行動に矛盾が有るため、不思議がってあんなに誘ってきたと考えると妙に納得してしまうところがありました。
まさかとは思いつつも、タイのニューハーフの多さや同性愛の多さを考えると、この仮説を捨てきれません。
私は、安村の手が執拗に股間に当たってくるのを手でシェルターを作り必死に防ぎました。
イメージ図
両手で股間をガード
安村「OK・・。ダイジョーブ・・」
安村は股間をガードする私の手を退けてきます。
それじゃあマッサージができないじゃないか、と言わんばかりです。
泣く泣く手をどかした次の瞬間、私は仮説が確信に変わりました。
イメージ図
四国に行くなら絶対やって欲しい、この体験。(うどん作り)より転載
今まで手が股間に当たってくすぐったいという程度だったのですが、悪意を持って安村の手が私の股間を弄(まさぐ)り始めたのです。
それはうどんをこねる職人さながらの手つきでした。
今まで確信を持てなかったのでやんわり嫌がりましたが、今回ははっきりとした意思でNO!!と伝えました。
さすがに安村も理解したのか、
「hahaha~。OK、OK」
と言ってくれました。
それ以降、安村からの股間攻撃はめっきりなくなりました。
私は少し安心し、再びリラックスモードになりました。
すると、仰向けだった体をうつ伏せにする様に促されました。
私は安村に言われるがままにうつ伏せになりました。
ここからまた違和感を感じ始めます。
安村の手が私のお尻を割り込むように入ってくるのです。
私は泣きそうになりました。
なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだろう?
泣きそうになりながらも、自分の貞操は自分で守らなきゃいけません。
安村の手が入ってこないようにと、抵抗をします。
私は自分にハマグリの霊が憑依しているんじゃないかというくらいお尻に力を込めました。
イメージ図
必死でお尻に力をいれ、侵入を拒む
お尻の侵略は不可能とみるや、安村はうつ伏せの私の股間を弄(まさぐ)ってきます。
「それは反則だろ!」という意思を伝えるため、私は必死で首を振り、「NO!NO!」と言いました。
・・・・・・
・・・・
・・
そんなこんなで、永遠にも思えた地獄の一時間が終わりました。
安村は汗を垂らしながらやりきった顔をしています。
私は一刻も早くこの場から立ち去りたいので、フットマッサージ代(150バーツ)+タイマッサージ代(550バーツ)+チップ代で740バーツ払いました。
そして店を出ようとすると、お金を確認した安村は「Wait、Wait」といって個室に私を待たせました。
早く出たいのになんだろうと不安になりながら待っていると、お茶を出してくれました。
どうやら結構チップが多かったらしく、サービスでお茶を注いでくれたみたいですね。
私からしたら、チップは手切れ金の意味合いもあったのですが・・
お茶を急いで飲み干し、お礼を言ってタイマッサージ店をあとにしました。
【後日談】
こんなことがあったので、タイマッサージについて調べてみました。
どうやら、タイマッサージでは結構股間を攻撃してくるみたいですね。
股間を攻撃するマッサージ師の中にも、穏健派と過激派がいるみたいです。
最初からこのことを知っていれば、ある程度安心できたのかもしれませんが、私は、
- タイは同性愛やニューハーフが多い
- タイマッサージはエロいことをやる店もある
といった生半可な知識しか持っていなかったため、変な妄想をしてしまったのでしょう。
タイマッサージをされる方は十分お気をつけください。
今回もゴーゴーバー編に続き、ぼったくりでもなんでもなかったですね。
ぼったくりと対決シリーズ②(in タイ)
~愚息VSタイマッサージ~
タイマッサージの勝利(愚息 0勝2敗)
~次回予告~
バンコクでも多いボートツアー編をお送りします。
やっと、ぼったくりらしい話になります。
しかし、別に面白い話があったわけではないので、さくっと書けるように頑張りたいですね。
ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)④~愚息VSカオサン通り~
ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)③~愚息VSボートツアー~
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ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その3

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その2

ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)②~愚息VSタイマッサージ~ その1
