
この日記(ブログ)は、山本ぶどう農園の愚息が書いており、度々ふざけた内容の記事が登場致します。耐性の無い方は見ないようによろしくお願いいたします。
また、愚息は不真面目ですが、両親は真面目に美味しいぶどう作りに励んでおりますので、よろしくお願いいたします。
日本産シャインマスカットの海外での値段は異常
9月末位にタイに行ってきました。
関連記事:ぼったくりと対決シリーズ(in タイ)
目的はもちろん、山本ぶどう農園の将来を見据える為、海外の敵情視察です。
農家の息子としては、当たり前です。
決して、ゴーゴーバーに行ってみたかったからとか、物価の安い国で豪遊したかったからとかそんなけしからん理由からではありません。
どういう場所に行けば日本のフルーツとか売っているのか、よく分からなかったですが、サヤーム(Siam)駅というところで、電車を乗り換える際、見るからにシャレオツなビルを発見したので、ちょうどいいと思って寄ってみました。
サヤーム駅電車乗り場からみたPARAGONデパート
この駅周辺は、大型のデパートがいくつかあり、日本の銀座にも似た雰囲気を感じました。
バンコクを旅行したら、一度は寄ってみたい駅です。
日本じゃ考えられませんが、デパートに入るのにわざわざ荷物チェックを受け、中に入ることができました。
そんなデパートの食品売り場を探索していると、、、
ありました!シャインマスカット!!
あるもんですね!!
山梨県産のシャインマスカットじゃなかったですが(´・ω・`)
値段はなんと1180バーツです。
とんでもない値段で売られているんですね(゜д゜)
タイを旅行したことのない方とかのために、この金額を分かりやすく説明すると、116京8000兆ジンバブエドル位の金額です。
とんでもない金額ですね・・
「京」なんて単位聞いたことないような天文学的数字ですよ・・
ちなみに、帝愛グループから負債を負い、地下で生活している方の為に、もっと分かりやすく金額を説明すると、4万ペリカ位です。
賭博破戒録カイジより
日本で暮らしている人も見ているかもしれないので、日本円にも換算すると4000円位です。
こんなたかがシャインマスカット一つで4,000円ですよ!?
4000円もあったら、、
4000円もあったら、、、
山本ぶどう農園のシャインマスカット買えばいいじゃないですか!!
(8月下旬~10月上旬で販売!4500円で3~4房入ってるよ!!)
1180バーツは日本円に換算すると、約4000円ですが、タイと日本では物価の違いがあるので、タイ人の感覚からすると、もっと高い買い物ですよね。
例えば、私が食べたカオマンガイはこれで40バーツです。
日本円で換算すると、135円程度ですが、日本でこんなガッツリお肉がのったものを食べようとしたら、700~800円はすることでしょう。
つまり、食べ物で考えると5~6倍の物価の違いがあるいっても過言ではないでしょう。(「地球の歩き方2016~2017」では10倍くらいの価値があると書いてありました)
地球の歩き方をアマゾンで検索
つまり、タイ人からしたら、たかがぶどう1房が20000円もする!って感覚ですね。
異常ですわ笑
色々調べてみると、こういう高級デパートはわざわざ日本の政府がお金を払って出店しているところもあるみたいですね。
→高品質の日本の農産物が海外で売れない理由
私がみたタイのデパートはどうなのか分かりませんが・・
どっちにしても高すぎて売れるとは思わない笑
もし企業がこうやって売っているんだったら、売れない責任は企業がとるんで別にどうでもいいんですが、政府が販売促進の為にこの値段でやっているんだったら止めてほしいですよね。
税金を無駄にしてしまうわけですからね。
国には、農家の生産性の効率化を推進して、農産物の単価が安くなったところで海外に出荷するという順序でやって貰いたいものです。
【2017年】ご購入者さまのありがたい声【山本ぶどう農園】
2017年の巨峰とシャインマスカットの販売が終了しました。皆様たくさんのご注文ありがとうございました!ネット注文を昨年から開始して、「今年は知り合いじゃない人からも注文があったらいいなぁ~」なんていうことを思っていましたが、蓋を開けてみたら半分以上は知らない人からの注文を頂くことができ、とてもびっく...日本産シャインマスカットの海外での値段は異常。

スーパーのぶどう安売りは得じゃない!?安売りできるカラクリ
